2017/01/14

A Night in Tatsumi PA.

とある日の夜。

仕事終わりに友人に呼び出され会社近隣のファミレスへ。その友人の後輩と3人であ〜だ、こ〜だ・・・とクルマやそれぞれの仕事の話をしながら平日の夜を楽しみます。今日の友人は納車直後にソロツーリング後、東京湾岸で合流して軽く夜撮遊びをした「911 Turbo(Model : 997)」に乗る友人です。初対面の頃は996GT3に乗っていましたが、その後様々な車種を経て、最近ではついに「Turbo」の極みへ行ってしまったいわゆるジャンキーっすな。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


まぁ夜撮ってのは場所選びは言うに及ばず、やはり夜撮なりのテクニックがあるのでまだ夜撮初心者の我々は目指すような絵を撮れていないわけですが、日々是精進あるのみです。まぁ、周辺光が激暗いので「アホみたいに明るいレンズ」を使うのが必須となりますから、普段旅用のレンズ構成なわたくしにはまだ装備が足りませんね。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


しかーも!見てお分かりの通り「Dark Blue Metallic」の色を与えられたあっしの991はほんと・・・「マジ夜辛い」わけです。完全に暗〜く沈みます。肉眼で見ると超セクシーなこの色が、実に写真で再現し辛いのは誤算っちゃ〜誤算でした。この色のエロい感じは、ぜひ肉眼で・・・という感じの、写真と本物が結構違う色の一つだと思います。


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Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


こんな感じで周辺光が明るい夜の場合は、だいぶ「ブルーなんだな・・・」ってわかる発光をします。実際にはこの見た目に少しダークグリーンの要素も混ざった不思議な色です。

最初の夜撮の日も、終了後近くのファミレスへ移動しダラダラとくっちゃべっていたわけですが、本日も同じ流れでゆっくりとファミレスライフを楽しみます(笑)。クルマ好きな人は何気にファミレス利用率高いと思いますが、わたくしは大学時代からこの手のお店が大好きで、たとえどんなに富豪になっても使い続けるだろう・・・って位好きです。




この日はこの後「辰巳」で夜撮をしようってことなので、普段よりは話を早めに切り上げて目的地へ向かうこととします。・・・食事を終え、駐車場にゆくと友人の後輩が乗ってきた「Ferrari 360 Modena」も一緒に止まっています。デザインが近代フェラーリのトンネルバックが残っていたF355から、現代のフェラーリのデザインへの過渡期のモデルであり、フェラーリ的に様々なスタディの過程にあったモデルなので、そのデザインは賛否、好き嫌いがあるF360ですが、個人的にはヌメっとしたボディラインや、信頼性がかなり現代のモデル並みに高まっており結構好きです。サウンドはかなりエクゾーストシステムを吟味しないとやや重めでトーンの低いサウンドなので注意が必要かもしれませんが。

この駐車場を出て、すぐに首都高へ乗り目的地まではわずか数分です。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


首都高9号線「辰巳パーキング」。

クルマ好きの人にはかなり知られたパーキングですね。行く曜日と時間帯を選ばないとエライことになってしまいますが、まぁこの日は平日ですので平和なもんです。それでも様々な国産、輸入車問わずクルマ好きがちょこちょこいるあたりはさもありなん・・・という印象を新たにする場所ではありますが。

私自身も991を止め、降りた瞬間に名前を呼ばれるという恐ろしい偶然に遭遇します。BMW時代の友人とそのまた友人だったのですが、気が抜けません(汗)。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


この日のメインはモデナの撮影だったので、友人であるハッシーはガンガンとモデナを撮りまくっています。しばらくあっしはBMW時代の友人達と立ち話をしていたので、気がつけば随分とモデナの撮影は進んでいたようです。

キンキンに冷えた夜でしたが、風は少なく耐えられる寒さです。そして、この寒さだからこそ空は晴れ渡り、空気の透明度も高いため写真の雰囲気がとてもクリアですね。・・・夏の夜の空気が歪むような熱を感じる雰囲気も好きですが「なんかすごい綺麗な写真ですね!」というようなものを撮りたい場合は寒いのを我慢しても、冬・・・でしょうね。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


Turboのお尻・・・。たまりませんなぁ。やはり役モノの迫力と存在感を感じますね。佇んでる感じがとっても素敵です。水冷時代のデザインで薄まってしまった「なんかちょっと悪い感じ」がこのTurboのデザインや佇まいにはそれが残っていますね。・・・自分の991にどうやってそれをテイストとして加えて行くか、は今後の課題です。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


やはりわかりやすく「跳ね馬」があるテールは一つのアイコンとして素敵ですね。・・・まったく同じ跳ね馬をエンブレムに冠するPORSCHEではありますが、跳ね馬の主張度はめっちゃ低いですからね(笑)。

写真を撮りながら、このモデナの助手席で首都高を軽く一周しましたが、同じ背中にエンジンを積むクルマ同士にもかかわらず、やはり「エンジンの主張感」は半端なくフェラーリの圧勝(笑)。頭のすぐ後ろで「ガォォォーン!」と吠えまくる感じは、そのエクゾーストサウンに酔いしれろと言わんばかりで、ステアリングから来るフィールや腰に伝わるフィール、RRのトラクションによる加速感などクルマの動き全体に酔いしれるタイプのPORSCHEとは狙っているものが違うのがとても面白いですね。

かつてF355で遊びに行った時にも感じましたが、クルマが1mm動き出した瞬間から非日常を楽しむフェラーリに対し、日常に潜む非日常を引き出して楽しむPORSCHEという感じの差・・・これこそがそれぞれのブランドのファンの求める何かの違いなのかなぁと思います。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


3台並べると、やはりコックピットからテールにかけてゆるやかにその峰を落として行くやわらかいスポーツクーペのデザインがたまりません。集まっている3台はそれほどモディファイをしている車両ではないのですが、それでも単なる便利さだけを追求する移動の道具としてのクルマとは一線を画す「趣味の世界」の匂いがあるフォルムには痺れるものがありますよね。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


そろそろ駐車場を後にすることとします。暖かくなったら走っては撮る、走っては撮るを繰り返すツーリングをしながらゆっくり趣味の時間を楽しみたいものです。写真に収めることは大好きですが、走ってナンボってのがこの手のクルマの本分だと思いますので。

ま、とはいえまだ全然PORSCHEらしい動きをさせてやれず試行錯誤ど真ん中ですので一杯ハイオクを燃やして「らしい」動きを引き出せるように練習を積みたいと思います。
・・・家に帰ろうと、普通に辰巳を後にしようとした瞬間に目一杯トラクションコントロールが介入するのは、やっぱキンキンにタイヤ冷えてるよね・・・そりゃ。ピレリは表面温度低いとなんか全然ダメな気がするなぁ・・・。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


次はツーリングよりも、ちょっと気になる部分をメンテする感じかな。
ちょっとしたコトにも敏感なクルマだってことがよく理解できたんで、しっかり気にある部分を追い込めば、劇的に良い動きをしてくれそうです。

ハッシー撮影どうもありがとう〜!


ではまた!



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