2016/12/04

購入記3:乗ったら引き返せないだろ「911」っ!

かくして、

・GT3 → カレラ系
・996か997 → 991.1
・マニュアル車 → PDK

これが仕事だったら二度とオメーには頼まねぇよ!って位ブレブレにブレたワタクシのポルシェ探しではありますが、ついに出口が見えてきたようです。

なんだ〜、かんだ〜とひっそりと膨大な情報を眺めながら日本中の「991.1カレラ系」を探しまくっていたワタクシですが、ついに気になる1台にでくわします。・・・で、その画面から放たれるオーラがどうにもこうにも「俺を呼んでいる?」気がしてしまいある朝。


「相方よ、ちょっとおいら名古屋にクルマ見に行ってくるんで。」


と言い残し、完全に「おまえ・・・ポルシェ買う気だろ。」と書かれた相方の顔を見ながらまったり移動用のBMW X5に乗り込んだのが秋の始まりを感じる頃のお話。・・・ポルシェへの道は険しく、早朝の東名は季節外れのゲリラ豪雨。大井松田区間でちょっとペースを上げたらそのままX5のリアがサー・・・って流れたりして、ポルシェの前に全損してる場合じゃないと、安全運転に輪をかけながら一路目指した名古屋の外れにその「Carrera S」は待っていました。







続きは、下の「続きを読む!」をクリックしてお読みください!


(Please click the below "★" to read the following full article.)




X5を降りて、連絡を取っていた社長のS氏と挨拶をしながら横目でみるこの子からはまさになんとも呼んでるオーラが漂っています。クルマってふしぎなもんで、相性が合わなそうなクルマからはなんの反応も感じませんが、この時ばかりはあまりにも強烈な呼ばれてる感に「やっちまった・・・あとに戻れへんやんけ・・・」という気持ちに、店舗到着後1分でなるという状態。


まぁ、出会いってこんなものでしょう。


社長S氏も過去GT3を乗っていたりと、かなりPORSCHE党。一通り試乗させてもらい、クルマの気になる動きや、違和感を全く感じなかったことや、全体を通して感じるカッチリ感にちゃんと整備されてきた個体であることを確信し、ほぼほぼ「ハンコ押します」的な返事をして名古屋を後にします。

帰京後すぐに実際の登録や整備含めて連携をしてもらうこととなる、いつもお世話になっている例の「Boxter GTS」に乗る社長に連絡をし、わずか数日でこのダークブルーメタリックの「Carrera S」がワタクシの元へやってくることとなったのです。





実際は車庫証明などの事務手続きや、納車整備、そしてガラスコーティングなどを完璧にやって頂くための数週間のラグはありますが、秋も深まるタイミングでついに納車の日を迎えることとなりました。

納車は個人的な好みでショップまで電車で行き、そこで納車をしてもらいます。通常自宅まで陸送で納車をしているお店なんですが、ショップからゆっくりと回り道をして自宅まで乗って帰るというのがなんだか自分なりの「新しいクルマに親しむ」儀式として外せないものになっているからなんですね。

東京郊外にあるショップでコーヒーを飲みながらいつも通りの雑談をしつつ、コーティングの乾燥用にずっとショールームに納められたままになっているマイ911を眺めます。いうてもワタクシ、普通の勤め人ですので安い買い物じゃぁありません(笑)。また、個人的にずっと乗ろうとしていた「PORSCHE」です、納車日は完全にクルマの雰囲気に呑まれ「う〜ん、コレ本当に買っちゃってよかったのかな?」なんて自問自答が雑談をしながらも脳みその中を駆け巡ります。・・・自分の小市民ぶりにちょっと残念になりながらも、いよいよエンジンに火を入れ「ファースト・クルーズ」の始まりです。





オーナーさんや、クルマ好きの人にはお馴染みすぎる話題ですが、最近の「ポルシェのキー」は「ポルシェのカタチ」をしています。ちょうど「911」と「Panamera」のあいのこみたいなフォルムですが、まぁコイツをイグニッションに刺してグイッと捻れば頭の後ろから図太い「バォンッ!」という乾いたフラット6のサウンドを伴って911は目覚めます。

この日はショップを出た後、さらに郊外へ足を伸ばし、一般道、ワインディング、高速と一通りのシチュエーションを体験してみました。

一般道ではアホ(失礼)みたいに運転が楽なPDKの凄さを感じつつ、車高調を入れていたM3よりもソリッドな足回りに「へぇ〜!」と感動し、ワインディングではM3と991でほぼ同等な全長にもかかわらず、991の方が30cm近く短いその「ショートホイールベース」な動きが全然体に入ってこず「うわっ、怖っ!」を連発する羽目に。高速も同様に、フロントが軽い991のなんともいえない動きや、20inchの極太タイヤから来る独特の直進性に「これで合っているのか?セッティング・・・」と、とにかく1日を通して「違和感」全開で家の駐車場に戻ることに。





なによりも初日は先にも書いた「クルマのオーラに呑まれた自分」の1日だったため、自宅のソファーで「運転してこんなに疲れたことはなかった・・・」とヨレヨレになっている体たらく(笑)。

もーウキウキで、満面の笑みで帰ってくることを想像していた相方も疲労困憊な表情のワタクシをみて「???」な感じで(笑)。

でも、この初日にめっちゃ疲れて「ポルシェの洗礼」を浴びたからでしょうか。以降は乗るたびにグングンクルマとの距離が縮まっている様で、今では様々な991の特徴的な動きや質感が最高のものとして、操って感じる歓びに変わってきました。・・・きっと様々な911オーナーの諸先輩もみな最初はこうだった・・・ということを願います(笑)切に。


さて、そろそろ体も馴染んできたし、いろんな道を探索しにでかけようと思います!
特別何かがすごいブログではありませんが、ポルシェ、そしてクルマを愛する皆さんと交流できれば幸いです。


ではまた!



0 件のコメント: