2017/05/26

富士スピードウェイでドローン撮影!「Winter Racing Festival / Official Footage」

私の日常の遊びとして、年に1回富士スピードウェイの本コースをチームで貸切にして走行会を開催するというイベント「Winter Racing Festival」があります。チームとしてのほんの遊び心から始まったこのイベントも今年で10回目!・・・気が付けば10年やっているんですね。。。

ということで、裏側の大変さを書き出すとキリがないので今回は置いておくとして・・・。今回ご紹介したいのは、この「10周年記念」として制作した「アーカイブ動画」です。毎年スタッフが一眼レフで撮影したイベントの状況をイベント用公式サイト「冬の走行会、Winter Racing Festival」で紹介させて頂いているのですが、今年はこれをヴァージョンアップし映像で記録することとしました。


Photo by Akiko


といっても、映像を作成するのも我々チームメンバーであり、プロに外注といったことは行っていない手弁当モノですのでクオリティは推して知るべきですが(笑)。

ともあれ、早朝から走行終了までを時系列気味に追いかけ、今回「撮影チーム」となった数名で様々なシーンを撮影し続け、なんとか3分強の動画にまとめました。・・・まぁ、素人映像ではあるものの富士を終日貸切にしているという強みを活用し、通常では許可が下りないドローンを使用したり、複数台のGOPROで走行シーンを撮影したり・・・とめっちゃ楽しむことが出来ましたし、撮れている絵も富士での走行会が好きな方なら結構盛り上がるものになっているんじゃないかな?と思います。現場の臨場感が伝わったとしたら本望です。

是非是非、一度ご覧になって頂ければ幸いです!ご感想などもお聞かせくださいませ。
そして、来年は是非!「Winter Racing Festival 11」へのご参加お待ちしております。・・・来年もアーカイブ撮影は行いますので。




そろそろツーリングのネタやカスタマイズのネタも欲しいですが、まずは取り急ぎこちら!お楽しみください!!

ではまた!


2017/04/02

Circuit Run : ポルシェと富士スピードウェイとわたし?



やっと早朝の厳しい寒さも穏やかになりつつある某日、早朝より911を引っ張り出して一路湾岸経由で東名を目指します。

少し前の週末に「Porsche Center」でキッチリとメンテした足回りや、交換済の新品エンジンオイルによって極めてシャキっと調子の良さを感じるボディからの振動、音、感触を楽しみながらしばしのモーニングクルーズです。




到着したのはこの景色でおなじみ「富士スピードウェイ」。朝7時半に仲間たちと集合しゲートを通過しますが、目の前には快晴の空と真っ白な富士山。冷静に考えれば世界でも有数の絶景ポイントにあるサーキットですよね。ちょうど富士山上空を通過した航空機の飛行機雲が綺麗に平行に伸びていたのでより空の広さを強調した絵になってくれています。

・・・今日は所属する「Ground Effect Racing」が午前、午後と各30分コースの占有を行っているのでチーム定例を兼ね富士スピードウェイで先日の「Winter Racing Festival」の反省会というわけです。・・・なにせ占有ですからね、自由度高いし台数いないに等しいし(笑)ということで仕事をほっぽりだしてド平日の朝から集合しております。




やや肌寒い天候ではありますが、朝一からの走行へ向けパドックに車を止めたら早速準備開始です。一応ゼッケンがあるらしく、私は「3.8L」っちゅーことで「38」を選択してみました(めっちゃ後付けなんですが、この数字w)。

トルクレンチを使い規定値の130Nmで「カチッ、カチッ」と増し締めしておきます。991シリーズはエンジンルームとか開けてもな〜にも触れませんので色々テーピングしておくっていう工程がないのがちょっと楽。

車内にGOPROや、走行タイム把握用のスマホホルダーを取り付けたりコースインに向けて着々と準備が進みます。前のM3時代はHKS製の「Circuit Time Attacker」が装着されていましたが(ついてるだけでほとんど使わなかったけど・・・)、時代は進んだもので今日は「デジスパイス」さんが無料で提供している「Digispice Circuit Timer」を使用します。




本当の朝一には富士スピードウェイのライセンサーが走れる走行枠が運用されており、この日は最速枠でしたので、なんとも迫力ある車群がメインストレートを駆け抜けて行きます。有名どころでは「The Check Shop」さんの有名な997 GT3なども来てましたねぇ。GT3系列はCup Carまでよりどりみどり見れちゃうので目の保養、耳の保養になるってもんです。

我々GERのメンツは私の「991 Carrera S」を含め「Ferrari F360 Modena」「iDing F365」「Porsche 981 Cayman S」「Nissan R35 GT-R」「R34 GT-R」「Honda S2000」を中心に、その他86やインプレッサなどが集っています。枠の購入を共同ということでお誘いいただいた「iDing Power」の方々のピットには「Carrera GT」もいたり、S4走行枠の方々含めなんか視界に入る車たちがめっちゃマッチョです(汗)。




かくいうワタクシ、イベント運営などでFSWにはとってもしょっちゅういるイメージですが、レーシングスピードで本コースを走行するのは何気に今回で「2回目(それだけか・・・)」、しかも前回走ったのは9年前ってことで事実上「FSW初心者じゃん!」っていう状況なんですよねぇ。

ショートコースやジムカーナ、レーシングカートはちょいちょいやってたりするんですが、結構走ってるのが「ストリートなのね・・・」と改めて考えたら突きつけられた事実。ちゃんと今日走れるのか不安ざます(汗)。

とはいえ!せっかくのFSW本コース。
がっつり全開でいかないと勿体ないので、今日は気合を入れていきますよっ!




な〜んてコースインした一週目。


まだ完熟なのでとってもちんたらヘアピンに進入したら低い路温と温まってないタイヤ表面(そして後で考えれば高すぎる内圧)により、ズルルルルルーっとドリフト状態へ(笑)。


あかんがな。


といいつつも、今日は991の限界付近の挙動を知るのが大きな目的だったのでこういう動き大歓迎です。滑り出しも収束も相当緩やかで分かりやすいというのは、大収穫。RRのヤバい動きを991ってのは相当消し込めているんでしょうねぇ。

「Sport Plus」モードを選択することで、クルマのマネジメントがサーキットモードに切り替わるため「PDK」のシフティングが半端なく高速かつハードになりますよね。「Sport」ではまだまだマナーが良い「PDK」も「Sport Plus」ではいわゆるクラッチ蹴ってるぞ!的な勢いで、変速時に「ガツッ!」っていうショックがもろ室内へ入ってきます。もちろん、磁性流体を活用しているエンジンマウントも最もハードに締め上がりますのでそういった衝撃、振動は普段のCarrera Sとは全然違うレーシーなものになっています。

「Sport Plus」により通常時より200rpm程引き上げられ7800rpmまで活用できるエンジンを最大限回しこんで富士のホームストレートを加速すれば素のCarrera Sでもエンドは260km/hを超えてきます。そこからフルブレーキをして・・・




モデナー!どこへ行くっ!(笑)


って俺もオーバーシュートしてゆくモデナを眺めてたら一緒にオーバーシュートしかかってますけど(笑)。朝一一発目のブレーキングはちゃんとマージン取りましょう。


Photo by Tatsunori Iwamoto


で、爽快過ぎる午前の走行を終え、写真を撮ってくれた岩本氏と話しながら画面を見てみると・・・。


うわ〜・・・めっちゃ車高たけェ・・・(鬱)。


全開加速中で少しフロントが浮いているのを差し引いても、サーキット映えしない車高だなぁ。足は動くからあんまりいじりたくないけど、ちょっと気になるってもんです。これはエアロ含めて課題の一つとして明確に認識しました。

ただ、車内では吸い付くように加速してゆくので腰高感はゼロ。200km/hを超えてもフロントの接地感はバッチリあり、よく言われる超高速域のポルシェは怖いってのは991にはあまりハマらないですね。もちろんエンドの260km/h位の領域でも室内は平和そのものです。

そのまま親の仇の様にブレーキペダルを踏みつけても、フロントがクイッっとダイブして4輪が沈み込む様にブレーキング姿勢になるので恐怖感ゼロ。フロントの6Pod、リアの4Podのブレーキがそぎ落とす様に車速をみるみる殺してくれるので、途中はABS任せでグググググーっと止めたらそのまま接地感が高くなっているフロントを切り込めば終了です。




とわいえ、9年ぶり2回目の富士スピードウェイ。無理しすぎてイン巻きドッカンとか勘弁してほしいので、ちょいちょいおっかなびっくり踏んでたら猛烈に課題として「攻め方と限界領域が見えなかった」のがこの写真に代表される「コカ・コーラコーナー」と続く「100R」。この区間だけは自分でも「遅いわこれ」と思っていました。今後の研究課題の一つですね。特にうちの車は「PTV Plus」も「PDCC」も付いているので、その辺使いこなしてもっと高い限界領域を引き出せるはずなんで、ピヨピヨっすよ(笑)。




グランツーリスモ(笑)だと「つまらんなぁ」と思ってしまう後半セクションは実際に飛ばしてみると自分的には「相当面白い」と思ったセクション。その後半セクションの入口となる「ダンロップ」の進入はたぶん結構ポルシェらしい動きだった気がします。ここ好き。300Rからの5速全開な速度域から、ドカーン!と下りでも怖くないポルシェのブレーキバランスにお任せでハードブレーキングして一気にシケイン一つ目にノーズを突っ込んで行くのは爽快極まりないです。続く左の2つ目はまだちょっと遠慮してるというか、もっと踏んでいける気がします991のトラクションなら。


Photo by Tatsunori Iwamoto


総じて、午前午後の走行全てを楽しんで「Ground Effect Racing 占有走行」は終了です。


あー気持ちよかった。


M3の時はサーキット走ってここまで爽快な気分にはならなかったんですが、991で初めてのレーシングスピード。・・・車のキャパシティが圧倒的に違うのか、とにかく「俺余裕だから、お前もっと頑張れ」ってずーっとクルマに言われている感じが心地よく、感じたことがない一体感と爽快感を覚えた1日でした。




ブレーキタッチも走行時間後半となってもかなり信頼感のあるタッチが残っており、30分程度の走行では効きが甘くなるという経験はなかったなぁ(作動する深さの変動は多少ありましたが)。油温、水温も極めて安定しており(まぁ冬だしね)車両に関する不安感はゼロ。




タイヤはちょっとまだ内圧設定を高いままで走り過ぎた気がします。次回はもう0.3bar程度低くてもいいかもなぁ。この辺サーキットでの991の適正値など、走られている方とぜひ情報を交換させていただきたいところです。このタイヤの溶け方でも、恐ろしい縦方向の入力をしたことが見て取れます。最大減速Gはオンボードセンサーでは1.3G程度だった印象です。個人的な印象として履いている「P-ZERO」は、タイヤ表面温度が低いときは「結構喰わないタイヤ」で、表面温度が適正値及び高温になると「打って変わってコントロールしやすいタイヤ」になる印象です。・・・まぁ、雨の日とか冬は気を付けましょう的なね。

先日も雨の日に交差点でUターンしたら、たいした加速もしてないのにグワ〜っとおしり出ましたらね、P-ZEROどうなんすかね?でもサーキットでは好きなグリップの出方をするタイヤに変わるんだよなぁ・・・。




ブレーキはOK。だけど純正のフルードは「Dot4」なんで全然ダメ〜。新品に変えてきたけど、この日でもうフカフカ。沸騰しちゃいましたね。これだけは純正やめて変えちゃおう、弱すぎる。




サーキットへ来るとスポエギは「おとなしい音」だよね。ウイングの作動角は近いうちに「スポーツシャシー」装着車の角度まで作動する様にコーディングしたいと思います。・・・最近のクルマはマネジメントが優秀なんでそうそう簡単に火とか吹きませんが、個人的にはボッ!ボッ!と火を吹きながら走るのが「それ系のクルマ」だと思っているので、スポエギの演出にそういうのも付けといて欲しかったなぁ・・・。




室内って意味では、やっぱ純正のシートだと富士スピードウェイレベルまで持ってきちゃうと役不足だよなぁ・・・と。普段の用途を考えるとフルバケって感じじゃないまでも、ハードシェルのセミバケは欲しいところ。実はPDKに乗り換えたタイミングで左足ブレーキにしているので、体をシートで支えて欲しいなぁ・・・と切に思うわけです。

因みに一緒に走った友人のR35は吊るしの状態で1分53秒とかだったので、うまいやつは恐ろしいな・・・と(汗)。おいらもコカ・コーラ、100R、ネッツあたりでちょいちょい詰めることで59秒には入れておきたいものです。たまにしか走らないけどまぁ、ガンバロ・・・。あ・・・書くの忘れてた、唯一991で気に入らないのは「PDK」のギア比ですかね。7速が「燃費ギア」なんで最高速は6速で出るんですが、故にロングなんですよね。これはGT3みたいに7速で最高速設定のクロスで出して欲しかったなぁ。PDKだと「ファイナル変えればいいじゃん!」みたいな解決策がないので、そこだけフラストレーション溜まります。これがクロスだったらストレートもう少し到達速度が変わるんだけどなぁ。




事故、故障なく全員が帰り支度をし、無事帰還です。チームとして凄まじく少ない台数で貸し切るという贅沢な1日を大満足で終えることができました。こういう領域で走らせてまた一歩991と近くなれたのが嬉しい限りです。正しく動かせば本当に忠実に美しい弧を描くクルマだと思うので、もっともっと乗りこなして行くのが楽しみですね。




楽しかった1日を近所のパーキングで思い出しながらの一服です。
サーキット走りまくりの方からすると、ぬるい走りしてんなぁ的な感想もあるかもしれませんが、まぁ色々教えてください(笑)。少なくともわたし個人は本日結構満足(タイム以外は)しました〜。


暖かくなってきたし、ツーリングでも行こうっと。


ではまた!


2017/01/30

週末の徒然

少しイージーモードの日記で失礼いたしますが・・・

最近の週末もちょこちょこと出歩いており、とある週末は相方と伊豆にある隠れ家宿である「ABBA RESORTS 坐漁荘」さんへ遊びに行ったりもしていました。




覆面がはびこる、気持ちよく走るには程遠い「小田原厚木道路」を経由し、この日はわざと海沿いをちんたらと移動して宿へ。購入後の使い方なんでしょうかね、圧倒的に買ってすぐの時よりマフラーからの放出音がでかくなっている気がしますが、歴代うるさいクルマしか乗ってこなかったので、やっと自分のクルマっぽい雰囲気になってきました。




伊豆高原付近の浮山温泉にあるこの「坐漁荘」さんですが、敷地が全て国立公園内に存在するということも手伝い宿泊客以外はほぼ出入りしない環境に佇んでいまして、表通りの喧騒からは大きく離れた”こもり感”が最高なお宿です。




あっし達は本館ではなく、離れになっているヴィラに泊まりましたので、各部屋写真のようなルーフデッキに水盤が輝き、心穏やかなプライベートタイムを満喫できます。


Copy right (C) ABBA RESORTS ZAGYOSOU

Copy right (C) Ikku.com


到着時、お部屋には宿からのサービスとなるフルーツの盛り合わせが置かれていたため、部屋に備え付けられたNESPRESSOでコーヒーを淹れ、イチゴをつまみつつ、ルーフデッキでまったりとタバコを吸う・・・至極です(笑)。

この日記では夕食などはご紹介しませんが、いやぁ、まぁ、えぇ・・・とんでもなく美味しいですよ(笑)!。下手なオーベルジュとか行くより圧倒的な満足感ですわ。特に時期にもよりますが、坐漁荘は「猪(いのしし)」にこだわっているそうで、こりゃまた恐ろしく臭みのない猪鍋をご馳走になり・・・。夕食は和懐石をおすすめします。




本館の大露天も良いですが、ヴィラ組は各部屋備え付けの露天がありますのでここでゆっくりと湯に浸かりながらいろんな考え事も悪くありません。夏に来るのも良さそうなので、時期を見て再訪したいと思います。




本館宿泊ですと本館の駐車場を利用するのですが、ヴィラ宿泊ですと自分のヴィラの前に専用の駐車場があるからクルマ大好きなあっしにはこのシステム最高(笑)。本館の温泉から帰って来て、ヴィラの前で静かに羽を休める911をチラっと横目に確認して部屋に入る。ははは、クルマオタクには完璧な宿かもしれないですねぇ。・・・ちなみに宿までのアクセスは急坂や大きな段差はありませんので、極限までいじったフェラーリとかじゃなければまったく問題なくエントリー可能です。

隣のヴィラにも991のCarrera Sが止まっていました(笑)。暗くてボディカラーが判別しにくかったんですが、同じ色か黒だったかな。




行きは海沿い、帰りは内陸・・・ということで宿を出てすぐ大好きな伊豆スカへエントリー。料金所を出る際に後ろを見ると今まさに料金を払い終えたぞ!って雰囲気のアストンマーティン(ヴァンキッシュだったかな?)が轟音とともに背後へその存在感を立ち上がらせて来ている最中でした。ワインレッドメタリックのボディカラーがなんとも美しい「速い、美しい、金持ち!」の全てを備えたマシンを従えての伊豆スカドライブ、最高っすねぇ。




伊豆スカ、十国を経由して大観山に着いてみれば「強風、極寒、雪だらけ」の厳しい環境です。そのおかげで恐ろしいほどのスカイクリア!そびえ立つ富士山と一緒に撮ろうと、一度降り始めたターンパイクをUターンして寒さに凍えながら数枚撮らせてもらいました。あ〜早く、クルマの横で何時間話しても辛くないような気温にならないかなぁ・・・(笑)。

この日はそのまま小田厚→東名で自宅へ。




とある週末の夕方には自宅からすぐに湾岸に乗り、一路横浜を目指します。

湾岸からも夕景に沈みゆく富士山を拝むことができ、幸せな気分です。トラフィックが比較的多めでしたので、時間にも余裕があった関係上とってもフツーなクルージングを楽しみました。




ま、911乗る人は誰でもそうだと思いますが、このミラーに映るお尻の曲面がたまらないですね。ちょっとホコリが載ってたりしてこのエッジを流れる光が鈍いときは少し萎えます(笑)。




後ろから猛烈に追い上げてきたお方には真摯に先を急いでいただくこととします。ぶっちゃけ赤灯回して先を急ぎつつ、しばらく先で赤灯を消して追い越し車線を巡行するなど、何がやりたかったのかよくわかりませんが、まぁ神奈川県警ゾーンなんで「そういうもんだ」と思うようにします。




到着した先はここもある意味メッカかな?「大桟橋国際旅客ターミナル駐車場」です。ここで所属しているもともとはBMWオンリーで活動していたクルマ仲間の新年会・ゼロ次会として、いい年こいたオッサン連中が「ただ雑談するためだけに」集まりました。現在アメリカで勤務する友人は現地にGT4を、そしてスケジュールの関係で1次会から参加の別の友人はFY17のGT-R Track Editionだったりするので最近はBMWだけって感じではなく、少しづつ乗っている車にも個性が出てきています。




この日は気温もそんなに寒くなかったため、大桟橋駐車場でゆーっくりとゼロ次会を楽しみ、この後全員で関内の焼肉屋に移動していざ新年会です。




チームの新年会のあと、チームメンバーの1名と別件の打ち合わせでさらに本牧へ移動してファミレスミーティング(笑)。懲りないオッサンの週末は暇そうで忙しんですよね。

ガラッガラのド深夜の湾岸を、背中で低くそして乾いた音で唸り続けるフラット6のサウンドを聴きながら一人走るのも悪くありません。でも、やっぱり同じ価値観やタンデムで呼吸のあったワインディングドライブを共有できる仲間がいてこそ、こういうクルマ遊びって華やかさと奥行きを増す気がしています。

春が来ればメンバー達とワインディングでタイヤやブレーキローター、そしてエンジンオイルが過熱する匂いを楽しみながら、どっかの山奥で談笑する時間が戻ってくることでしょう。・・・寒い冬も自主トレには最高ですが、はやく醍醐味の季節が帰って来てくれることを祈らずにはいられない週末の徒然でした。

ではまた!




2017/01/14

A Night in Tatsumi PA.

とある日の夜。

仕事終わりに友人に呼び出され会社近隣のファミレスへ。その友人の後輩と3人であ〜だ、こ〜だ・・・とクルマやそれぞれの仕事の話をしながら平日の夜を楽しみます。今日の友人は納車直後にソロツーリング後、東京湾岸で合流して軽く夜撮遊びをした「911 Turbo(Model : 997)」に乗る友人です。初対面の頃は996GT3に乗っていましたが、その後様々な車種を経て、最近ではついに「Turbo」の極みへ行ってしまったいわゆるジャンキーっすな。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


まぁ夜撮ってのは場所選びは言うに及ばず、やはり夜撮なりのテクニックがあるのでまだ夜撮初心者の我々は目指すような絵を撮れていないわけですが、日々是精進あるのみです。まぁ、周辺光が激暗いので「アホみたいに明るいレンズ」を使うのが必須となりますから、普段旅用のレンズ構成なわたくしにはまだ装備が足りませんね。


Photo by Hassy, Edited by Gulf Racing 9


しかーも!見てお分かりの通り「Dark Blue Metallic」の色を与えられたあっしの991はほんと・・・「マジ夜辛い」わけです。完全に暗〜く沈みます。肉眼で見ると超セクシーなこの色が、実に写真で再現し辛いのは誤算っちゃ〜誤算でした。この色のエロい感じは、ぜひ肉眼で・・・という感じの、写真と本物が結構違う色の一つだと思います。


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2017/01/03

2016年、走り納めは西伊豆で。


11月に納車となった我が「911 Carrera S(タイプ991)」ではありますが、その後もちょこちょこ走りに出かけ、体にその挙動を染み込ませています。

最初は恐ろしかった独特の挙動にも慣れ、最近ではやっと前のM3時代に近いペースを出せる様になりいよいよポルシェを走らせるという趣味の領域へ足を踏み込ませることができてきた印象です。特に最初怖いと思っていたショートホイールベースの4輪の動きは、慣れれば腰に近い場所で4輪の動きを察知できるため、逆に車両にかかっているGやタイヤのよじれなどのインフォメーションをより高い精度で知ることができるイメージに変わってきました。これは今回のツーリングで更にクリアなイメージとなりましたので、もっと慣れれば走る上で強い武器になる気がしています(まぁ、その弊害で「怖っ!」っていうインフォーメーションが伝わってくる事もあるんですが・・・)




ということで、新年のご挨拶と前後しますが2016年の大晦日、まだ街が完全に眠っている時間帯に起きだした私は、年の瀬ながらも強烈な寒さまでは行かない真っ暗な都心の街を歩きながら駐車場で眠る911の目を覚まします。




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2017/01/01

A Happy New Year 2017.

あけましておめでとうございます。

2017年ですね。

2016年の大晦日は早朝より西伊豆を爆走して走り納めましたが、今年は一層ポルシェや各種スポーツカーを中心としたたのしいクルマライフを満喫できる1年にしていきたいと思います。・・・まぁ本業やそれ以外の趣味も新しい段階に入れていきたいので結構タフな1年になりそうです。

2016年は少し充電気味だったのでちょうどいいかな。




みなさんも幸多き1年でありますよう!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2016/12/30

911の日常:本牧でちょっと撮影など・・・


「Porsche 911」と過ごす初の年越しが間近に迫っているわけですが、こいつの挙動にも日に日に慣れ、最初は「不安、違和感」だと感じていた動きも慣れに伴って「安心感、小気味良さ」に変わるという人間の感覚は面白いもの。

そんなある日、ポルシェの挙動やドライブの面白さを話そうと「みんカラ」で知り合ったとある方と大黒PAで待ち合わせ。師走の移動、帰省、そしてオフ会で賑わうパーキングでゆっくりとポルシェ談義的なものを楽しむことができました。

その後一人で眼下に見えていた本牧埠頭へ移動し年末のなんともいえない空気が支配する午後の日差しを浴びながら愛車をちょこちょこと撮影。なかなか美しくシルエットを切り取るのがM3以上に難しいなぁ・・・とまだ試行錯誤です。




ま、こうやって写真を撮るとエクステリアで物足りない部分が客観的に分かるのでとてもよい勉強になります。春は少しづつ好みに近づけていきたいな。




普段の時期だと結構仕事のクルマで混み合っていそうなエリアですが、年末年始のごくわずかな休業、業務量を落としている時期を狙ってこういう場所で撮るのもいい経験ですね。もう何台か一緒だと余計に映えそうな広大な空間なので、それは別の機会に挑戦したいものです。

大黒でお話をさせていただいた方から納車祝いとして思わずいただいてしまったブレンボキーホルダー。こういったちょっとした心遣いをいただいてしまうと本当に嬉しい気分になりますね。自分の車のキャリパーそのものなので、大切に使わせていただこうと思います。





本牧埠頭からスポーツエキゾーストの快音を響かせて家路につくこととします。サスペンションの動きも先日の軽井沢で少しつかんだ部分もあるので、ブログでちょこちょこ書けそうなネタも増えてきました。エキゾーストもしっかり焼き込んで、よりいい音を出せるようにエイジングしていかなきゃな。

確実にポルシェに乗り換えてから移動中に偶然知らない方のポルシェと並走する機会が増えたので、様々なポルシェを見ながら徐々にイジりの方向性を固めつつある毎日です。

さ、軽く走り納めをして新年を迎えることにしたいと思います。

みなさまもどうぞよいお年を!



2016/12/17

暇ネタ:ノーマルモード時のPDKシフトアップサポートインジケーター

めっちゃ暇ネタで恐縮ですが。。。

おそらくPDK乗りの方々が「マニュアルシフト」に切り替えるのはワインディング走行時などの「スポーツモード以上選択時」が中心だと思います。

先日偶然ですが、高速走行中にノーマルモードがあまりにもエコ運転なので「多少小気味よく走らせよう」とマニュアルシフトへ切り替えたときにそれは起きました。


iPhoneで撮ってもらった写真で失礼・・・


なんか視界の中にピコピコ、チラチラ動くものがあって落ち着かない。。。その原因を探そうとメーターに視線を移すと・・・





なんじゃコレ。


しばらく見ているとどうやらこれは「兄ちゃん、ガソリン食うからさっさと上のギアにあげーや・・・」シフトアップを促すインジケーターの様です。


いやだから、シフト上げたくないからマニュアルモードで走ってるんだって。。。(汗)


このインジケーターは「スポーツモード以上でマニュアルフシフトを使っているとき」には現れませんので、俗に言う「去勢モード」としてしられるノーマルモード走行時のおせっかい機能のようです。

もちろんこの指示通りにシフトを上げてゆくとノーマルモードのオートマ制御と同じ動きになりますので、レブは常に「2,000rpm以下」という、もーぜんぜんポルシェらしくない走りになるわけですね。

マニュアルトランスミッション装着車なら自動制御がないのでこのインジケーターが登場する意味も感じますが、PDKの場合PDKプログラムの制御が嫌だからマニュアルシフトモードに切り替えていることがほとんどなわけで、ぜんぜん必要のない機能じゃないかと思うんですねぇ・・・違うんですかねぇ・・・。

ま、こういう点でも「991」が燃費と高性能を両立させるべく開発された次世代型だってのがひしひしと伝わってきます。

ノーマルモードとスポーツモードは天と地くらい実際は車の制御が違っていると乗りながら思っているので、いづれこの制御の違い、レポートしてみたいと思います。

そんな暇ネタ失礼いたしました。

ではまた!


2016/12/14

房総満喫!タンデムツーリング with 981 Boxster


とある日曜日の早朝。

キーを捻り冷え切ったフラット6を目覚めさせる。・・・暖気音が響くといけないので極低回転で駐車場を後にして、まだトラフィックのまばらな大通りをゆっくり走り各部を温めていきます。




車両状態を示すVGAディスプレイでは「気温7度」に対し「油温も7度」。完全に冷え切った機関を徐々に温めながら近隣のガススタで991のお腹をパンパンに満たし準備完了。

人間も目覚めさせないとな・・・と、ちょっと走ってまだ完全に街が眠っているお台場のコンビニで温かいコーヒーとパンを買い、東京湾岸のキリッと冷えた外気を味わいながら煙草を燻らせます。徐々に日が昇ってくる湾岸エリアの景色は何度見ても良いもので、眼下に広がる首都高湾岸線を行き交うクルマ達が発するロードノイズが徐々に脳みそを活性させてくれている気分に駆られます。


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2016/12/04

購入後雑感:「PORSCHE 991というクルマ」




かくして手元にやってきた「Porsche 911 Carrera S(991.1)」。


元々狙いを定めていた996・997系GT3の名残で、購入に本気になるまで実はあまりこの「991型」には詳しくなかったのです。仕事ついでに訪れた「Geneva Motorshow」や「Frankfurt Motorshow」のポルシェブースには、新発表となる「991.2」が置かれていたにも関わらず、数枚写真を撮ってあとの時間は「991 GT3RS」「Cayman GT4」「Mission-E」の観察に時間を費やしていた位なので。


991 GT3RSのワールドプレミアに立ち会い大興奮で写真撮りまくりです・・・。

この色のホイール、デザイン共にツボ過ぎます・・・。

Cayman GT4はサイズ感が丁度よく「買っちゃう?」と現地で思いましたが当然の様に受注終了でした。


ということで、購入を本気になってから一気にこと「991」に関する知識は乗せて行った訳ですが、これが想像以上に現代でした。「空冷→水冷」というエポックは911オーナーにとっての一大事だった訳ですが「水冷→991」とも言えるかなり大きなエポックがそこには存在していることに気づきます。

一説によればメカニカルコンポーネンツの9割以上が新設計となっているこのモデルは「911」という系譜をしっかりと受け継いでいるものの、クルマとしてはほぼほぼ新設計と言っても過言ではないレベルの革新が備わっているらしいんですよね。「誰もが911だとわかるエクステリアデザイン」「アイデンティティとも言えるリアエンジン・リアドライブ方式」は当然のごとく維持されているとはいえ、そこから先はそれまでのモデルとは根本から設計思想が異なっている印象も受けるほど、やや非連続なプロダクションを与えられているのがこの「991」というモデルだと思うのです。


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